【超簡単に】社会福祉士とは【概要・とり方・メリット・勤め先・年収】

基礎情報

「社会福祉士」についての基礎からのまとめ記事になります。

悩める社福士
  • 福祉業界未経験で社会福祉士を全く知らない
  • 名前は聞いたことあるけど、社会福祉士についてあまり意識したことない
  • メリット・資格の取り方・勤め先・収入ってどうなってるんだろう?

といった方も多いのでは。

この記事では

これから社会福祉士を目指そうという方はもちろん、現役で福祉の現場で活躍されている方も新しい情報が見つかるようまとめました。

コンテンツ(もくじ)からスキップも出来るので知りたい箇所にとび、そこだけ読むこともできます。

michi
この記事を見て「もっと深く知りたい」と感じた点があれば各所に関連記事のリンクを貼っていますので、より深く知ることができるとが出来きます

【こんな方へ】社会福祉士のことで様々な疑問点をお持ちの方

悩める社福士
  • 社会福祉士ってそもそも何?
  • 取ったらどんなメリットがある?
  • 資格をとるにはどうしたらいいの?
  • 勤め先はどんなことろがある?          
  • 給料(年収)面はどうなの?

【結論】この記事を見れば社会福祉士のことが分かります

  1. 社会福祉士とは
    • 相談・調整・援助のプロ。相談の幅は広く活躍の場が多くある
  2. メリット
    • 国家資格で多くのメリットがある。社会的信用を得て転職も有利にはたらく
  3. 資格のとり方
    • 受験資格を得るパターンは12種類。自分はどれに当てはまるのか確認しよう
  4. 勤め先について
    • 勤め先は多岐にわたる、主な勤め先を紹介。どういった人の相談にのりたいか考えよう
  5. 収入について
    • 福祉の中で給料は高い方に位置する

この記事の筆者について

みち

新卒でメーカー営業を2年するも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。

その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され今日に至ります。後に精神保健福祉士の資格も取得しています。

実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。

詳しく見ていきましょう

①社会福祉士とは

悩める社福士
そもそもなんだけど、社会福祉士って何?

それでは社会福祉士について順番にみていきましょう。

社会福祉士を説明するにあたって3つのポイントから紹介します。

  1. 社会福祉士は福祉の中でも相談・調整・支援のプロ
  2. 国家資格
  3. 名称独占資格

この3点になります。ひとつずつ解説していきます。

社会福祉士は福祉の中でも相談・調整・援助のプロ

社会福祉士は福祉の資格の中でも相談業務(ソーシャルワーク)に特化した資格になります。

受ける相談の幅はとても広く、子供から老人まで福祉を必要とするほとんどの方が対象です。「相談」から悩み(ニーズ)を汲み取り、解決に導くことが仕事です。それ以外にも各機関との調整をおこなうなど業務は多岐に渡ります。

福祉(介護)といえば食事を食べるのを支援したり、排泄の支援したりetcってイメージが強い方も多いと思います。

社会福祉士は福祉の中でも相談・調整・援助のプロなのです。

国家資格

これはそのままです。社会福祉士は国家資格です。

他に介護福祉士、精神保健福祉士という資格がありまとめて「3福祉士」なんて呼ばれたりもします。

国に認められた社会的信用度の高い資格です。

③名称独占資格

ちょっと難しい言葉ですが、意味は簡単です。

資格と取ったら社会福祉士って名乗っていいよ」ということです。

似ている言葉に「業務独占資格」があります。

これは弁護士や医師のようにその資格が無いと業務をしてはいけないということです。

michi
相談業務(ソーシャルワーク)は社会福祉士の資格が無い方でも働くことができます。

社会福祉士を持っていれば名乗ることができ、相談者としては安心材料のひとつになります

②社会福祉士のメリット

国家資格で多くのメリットがある。社会的信用を得て転職も有利にはたらく
悩める社福士
ふむふむ、社会福祉士については何となく分かってきた。でも「名乗れる」だけなら無理してとらなくてもいい?

社会福祉士のメリットって何?

こんな風に考える方もいると思います。

確かに社会福祉士の資格が無くても相談業務の仕事することができます。

しかし、社会福祉士を取るメリットもちゃんとあります。

ここでは代表的なメリットを紹介します。

社会福祉士をとるメリット
  1. 社会的信用度が高い
  2. 転職に有利になる
  3. 給与に反映されやすい(キャリアアップにつながる)

こちらもひとつずつ紹介します。

1、社会的信用度が高い

上でも説明しましたが相談する立場になった場合、無資格の人と有資格者(社会福祉士)の人なら後者がいいという人がほとんどだと思います。

厳しい試験を突破した人にお願いしたいっていうのは当然ですね。

社会福祉士を持っていることで周りからの信頼度がグッと上がります

注意したいのが社会福祉士を持っている=絶対に優秀という訳ではありません。資格を持っていなくても信頼できるひとはたくさんいます。

2、転職に有利になる

近年になり特に感じていることです。

求人を見てみると応募要件に社会福祉士が必須」もしくは「優遇」という求人が多くあります。福祉業界の中では少しずつ認知されてきているようです。

また、公務員の転職においてもかなり有利に働きます。社会福祉士の資格を要件とした公務員募集が数多くあり、もっていれば選択肢に入れることができます。

3、給与に反映されやすい(キャリアアップにつながる)

福祉の仕事は残念ながら給与が増えずらい業界です。

そんな中でも少しでも給料に反映されやすいのが資格を持つことです。

これは社会福祉士に限ったことではなく、福祉資格全般にいえることで、社会福祉士以外の資格に興味があればその資格でも構いません。

また、キャリアアップという点でも無資格より一歩リードできます。

資格手当がある法人も多いと思います。自分の勤めている職場の手当を確認してみましょう。

③社会福祉士のとり方

悩める社福士
社会福祉士のことやメリットは少しだけ理解できた。

ところで、どうやって資格を持つことができるの?

社会福祉士をとるまでの過程
  1. 受験資格を得る
    • 受験資格を得るパターンは12種類。自分はどれに当てはまるのか確認しよう
  2. 国家試験を受ける
    • 国家試験は年に1度のチャンス。合格率は30%と福祉の資格では低め
  3. 合格後、登録申請をする

1、受験資格を得る

受験資格を得るパターンは12種類。自分はどれに当てはまるのか確認しよう。

では次に社会福祉士になるまでの道のりを紹介していきます。

社会福祉士は国家試験を受けるまでが少し複雑少し大変です。いくつかのパターンに分けて紹介します。

①すぐに試験受けれる人
  • 福祉系大学などで4年+指定科目を履修している人
  • 福祉系短大など3年+指定科目を履修している人+相談援助実務1年
  • 福祉系短大など2年+指定科目を履修している人+相談援助実務2年
指定科目は18種類もあります。多いので確認が大変・・・。

詳細はここに載ってます。http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/s_01.html

②短期養成施設(6か月)に行く必要がある人
  • 福祉系大学などで4年+基礎科目を履修している人
  • 福祉系大学などで3年+基礎科目を履修している人+相談援助実務1年
  • 福祉系大学などで2年+基礎科目を履修している人+相談援助実務2年
  • 児童福祉司、老人福祉指導主事などの実務経験4年

※マーカー部分注意!

指定科目を受けていない方特定の相談援助の仕事を4年経験した方は短期養成施設に通うことで試験を受ける権利がもらえます。

③一般養成施設(1年以上)に行く必要がある人
  • 一般大学などで4年
  • 一般大学などで3年+相談援助実務1年
  • 一般大学などで2年+相談援助実務2年
  • 相談援助実務4年

福祉大学ではない方はこのパターンになります。ちなみに私もこのパターンでした。

悩める人
受験資格は色々はルートがあるんだ。ところで私が今働いている仕事って実務経験に入るの?

実務経験として認められるものは決まっており、対象の職種はとても多いです。

詳しくはここから確認してみてください。

http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/s_11.html

【社会人必見】専門実践教育訓練給付金とは?【学費をおさえ社会福祉士になろう】

国家試験を受ける

国家試験は年に1度のチャンス。合格率は30%と福祉の資格では低め。

国家試験についてみていきましょう。

  • 試験は年に一回のみ(1月の終わりか2月のはじめ)
  • 試験会場は全国27か所で一斉に実施
  • 受験にはお金がかかる (社会福祉士のみ受験する場合:15,440円
  • 問題は150問、範囲は広い。共通科目と専門科目がある。
  • 近年の合格率は30%くらい

まとめるとこんな感じです。

受験者数や合格率の推移も紹介します。

第27回
(2015年)
第28回
(2016年)
第29回
(2017年)
第30回
(2018年)
第31回
(2019年)
受験者数45,187人44,764人45,849人43,937人41,639人
合格者数12,181人11,735人11,828人13,288人12,456人
合格率27.0%26.2%25.8%30.2%29.9%
社会福祉士は福祉の資格では難易度は高い方に位置します。

合格後、登録申請をする

合格したら自動的に社会福祉士を名乗っていいわけではありません。

合格後、登録用紙が送られてくるので必要事項を書き込み、送付することで登録が完了します。

ここまで完了し、晴れて社会福祉士を名乗り働くことができます。

④勤め先について

勤め先は多岐にわたる。どういった人の相談にのりたいか考えよう

悩める社福士

試験なかなかハードル高いんだ。

社会福祉士を活かした勤め先ってどこだろう?

社会福祉士の活躍の場は多岐に渡ります。今回は代表的な勤め先を3つ紹介したいと思います。

1、社会福祉施設等

「福祉といえば社会福祉施設」といってもいいほど勤め先はあります。平成28年厚生労働省調べでは40.8%の方が社会福祉士として働いています。

社会福祉施設とは

 社会福祉施設は、老人、児童、心身障害者、生活困窮者等社会生活を営む上で、様々なサービスを必要としている者を援護、育成し、または更生のための各種治療訓練等を行い、これら要援護者の福祉増進を図ることを目的としている。
 社会福祉施設には大別して老人福祉施設、障害者支援施設、保護施設、婦人保護施設、児童福祉施設、その他の施設がある。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/10-2/kousei-data/PDF/22010804.pdf

この記事では社会福祉施設については深くは掘り下げません。今回はこんな勤め先があるんだなって知ってください。

上にある通りひと口に社会福祉施設といっても種類はたくさんあります。

  • 老人福祉施設
  • 障害者支援施設
  • 保護施設
  • 婦人保護施設
  • 児童福祉施設

名称でどいうった方が対象になるかだいたい分かると思います。どういった方の相談にのりたいのか決まっている場合は勤め先を絞りやすいでしょう。

社会福祉士でも社会福祉法人に勤めながら介護(食事介助・排泄介助など)をしている方もたくさんいます。「相談業務がしたい」という方は求人内容に注意してください。

2、医療機関

医療機関でも社会福祉士の活躍の場はあります。医療ソーシャルワーカー(MSW)と呼ばれています。

主な仕事は、患者さんやご家族が抱える悩みや問題を見つけ出し、問題の解決を図るために医療機関や市役所など多くの関係者と連絡を取り合い、様々な調整をします。

近年新設された「保険加算業務」によって医療現場における社会福祉士の需要が伸びました。

診療報酬点数の中に「社会福祉士」であることで請求できるものがあることで社会福祉士を必要とする医療機関が増えています。

業務は本当に多いです。入院・退院手続き、社会的制度の提案や活用、社会的資源の紹介、自宅の環境整備など。多くの経験を得ることが出来そうですね
michi
精神系の病院では同じ3福祉士の精神保健福祉士の方が活躍しているケースもたくさんあります。

3、地域包括支援センター

社会福祉士が必置(必ずいなくていけない)となっている勤め先です。

すべての高齢者の相談を受け付ける施設です。

地域包括支援センターには3つの専門家がおり、そのひとつが社会福祉士です。

後の2つの保健師・主任ケアマネージャーと連携しながら地域の高齢者を包括的に援助していく場所です。

  • 介護予防ケアマネジメント
  • 包括的・継続的ケアマネジメント
  • 総合相談
  • 権利擁護

の4つを業務の柱として、地域に住む高齢者に加え、その支援や介護に携わっている方々を支える役割を果たしています。

⑤社会福祉士の給料(年収)について

福祉の中では収入(給料)は高い方に位置する
社会福祉士の平均年収

318万円~550万円

社会福祉士の仕事は幅広く、必然的に年収の幅も広がってしまいます。

他のサイトや資料を見て調べてみましたが平均年収はバラバラです。

ちなみに福祉業界以外を含めた日本全体の平均年収は2020年国税庁の調べで

全体平均年収は 441万円です。ちょうど社会福祉士平均年収の中間ぐらいです。

まとめ

いかがでしたか。今回は社会福祉士の概要や気になることをまとめて紹介しました。

他にも「これを教えて欲しい!」なんて要望があったらお問い合わせください。小躍りして喜びます。

まとめ
  • 社会福祉士とは相談・調整・援助のプロ。相談の幅は広く活躍の場が多くある。
  • 取るメリットはたくさんある。社会的信用を得て転職も有利にはたらく。
  • 受験資格を得るパターンは12種類。自分はどれに当てはまるのか確認しよう。
  • 国家試験は年に1度のチャンス。合格率は30%と福祉の資格では低め。
  • 勤め先は多岐にわたる。どういった人の相談にのりたいか考えよう
  • 給料・年収は福祉の中では高い方に位置する。全体の年収と比べると平均的

「もっと深く知りたいよ」という方は各リンクをご覧ください。

以上です。自分に優しい選択を。

ご意見ご感想があればコメントまたはお問い合わせください。

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