社会福祉士の仕事は鬱にやりやすい?具体例4つ紹介【相談・休息が大切】

令和元年度(厚生労働省)では社会福祉士の領域の社会保険・社会福祉・介護事業「精神障害の請求件数の多い業種」1位です。

既に現役で働いている方、今の職場でオーバーワークになってませんか?

今回は社会福祉士(ソーシャルワーク)と鬱の関係についてまとめました。

ソーシャルワークはクライエントを解決に導く素晴らしい仕事である反面、解決するには多くの業務を遂行しなければなりません。その分負担がのしかかってしまいます。

今回は社会福祉士の仕事の辛い部分を具体的に4つ紹介します。

現役の方は「あるある」と感じる部分もあると思います。

また、これから社会福祉士(ソーシャルワーク)の世界に飛び込む方は対処方法も紹介しているので参考にしていってください。

この記事の筆者について

michi

新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。

その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され今日に至ります。後に精神保健福祉士の資格も取得しています。

実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。

この記事は3分程で読めるようまとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

【こんな方へ】

悩める社福士
  • 社会福祉士の仕事って鬱などの精神疾患になりやすい?
  • 実際にどういう場面でストレスがたまってしまうの?
  • 鬱などの精神疾患に対する対策方法があったら知りたい

【結論】

  • 精神障害の請求件数はトップ。精神的にストレスがたまりやすい環境なのは確か
  • ストレスがたまる具体例4つを紹介
    1. 相談相手(クライアント)の対応に苦労する
    2. 多くの機関との関わらなければならない
    3. 解決せず行き詰まってしまうケースをもってしまう
    4. 相談しにくいことが多く一人で抱え込んでしまう
  • 【解決策】一人で抱え込まず、周囲に相談しながら責任を分散することが大切。もし、相談しずらい(できない)環境であるなら休職・転職を視野に

具体的に紹介していきます

精神障害の請求件数はトップ。精神的にストレスをたまりやすい環境なのは確か

厚生労働省がまとめた令和元年度「精神障害の請求件数の多い業種」をみてみましょう。

順位業種人数
1位社会保険・社会福祉・介護事業256
2位福祉 医療業169
3位郵便業 道路貨物運送業91
(厚生労働省)令和元年度「過労死等の労災補償状況」より

社会福祉士の領域の社会保険・社会福祉・介護事業圧倒的1位ですね。

 ちなみに前年(H30年度)も社会保険・社会福祉・介護事業1位で192人でした。去年と比べて64人増えてます

このデータから社会福祉士の仕事はストレスをためやすい環境は間違いないでしょう。

※社会福祉士以外の方も数に入っているので人数=社会福祉士ではないので注意してください。
michi
このデータは正直驚きました・・・。

では、具体的にどのような場面でストレスがたまってしまうのでしょうか。具体例を4つ紹介します

ストレスがたまる具体例4つを紹介

相談相手(クライアント)の対応に苦労する

社会福祉士(ソーシャルワーク)は多くの方の相談にのることになります。

相談者はそれぞれ事情は様々あり、個々に対応していかなければなりません。「こうすれば絶対大丈夫」なテンプレもありません

  • 業務外でできないことを伝えてもなかなか理解してもらえない
  • 突発的な連絡の対応

などは経験がある方も多いのではないでしょうか。

michi
個々の対応は社会福祉士(ソーシャルワーク)の力が試される分、負担も大きいです

多くの機関との関わらなければならない

相談者(クライアント)の問題を解決するには自分が所属している機関だけでは無理な場合がほとんどです。

 例えば医療ソーシャルワーカーであれば連絡・調整は病院内だけではなく、退院後の受け入れ先、行政機関など他機関などの連絡、報告も必要になってきます。

多くのケースを持つと、その分連絡業務の負荷が大きくなります。「今日は一日中電話してた」という日もあるかもしれません。

また、同じ内容を伝える場合でも伝える相手によって言い方に気を遣います。ちょっとした言い方のニュアンスで気分が悪くなる方がいることも。

こういったひとつひとつの連絡・調整・言葉使いもストレスが蓄積されていきます。

michi
自分が所属している機関の人間関係だけでもそうとう気を使いますが、それプラス外部の人間関係も気を使うことになりかなりのストレスになることも。

解決せず行き詰まってしまうケースをもってしまう

ケースを多く持つようになるとなかなか解決の見通しが持てず、現状維持が続いてしまうこともあります。

常に頭の片隅に気になるケースがあり、落ち着かないこともしばしば。休日も「あの人は大丈夫かな」などと気にしながら過ごすことも多いです。

michi
常にすっきりしない状態が続き、気持ちのメリハリが持てずスッキリしません。自分では気づかないうちにストレスになっている場合も。

相談しにくいことが多く一人で抱え込んでしまう

ひとつひとつのケースの辛さってなかなか周囲には分からず、結果的に自分ひとりで抱え込んでしまいがちです。

悩める社福士
  • あそこには電話しずらいんだよな
  • このケースしばらく連絡こないけど問題起こってないかな
  • 相談者から高い頻度で電話がきて対応に追われる、他の業務もあるのに

など、本来の業務以外にも隠れている「やらなければならないこと」はたくさんあります。

「単純にケースを持っている数」だけでは測れない、その人にしか分からない多忙さ、辛さがあります。

michi

周りが気づかずオーバーワークになっている場合も。単純に持っている業務だけではなく、見えてこないしなければならないことで自分のキャパがオーバーしている可能性もあります。

【解決策】一人で抱え込まず、周囲に相談しながら責任を分散することが大切。もし、相談しずらい(できない)環境であるなら休職・転職を視野に

一人で抱え込まず、周囲に相談しながら責任を分散することが大切。

ここまで社会福祉士の鬱になりやすい理由を紹介してきました。これをすべて解決できる魔法みたいな方法は残念ながらありません。
しかし、少しでも軽減する方法はあります。

ひとつめは職場の誰か(上司など)相談すること。

今自分が抱えている業務や辛さを相談しましょう。相談することでとで意外な解決策が見つかるかもしれません。

人に頼ることは大切です。

社会福祉士の仕事は口に出さなければ大変さが分からない場合が多いです。上司は部下を管理することも仕事です。一人で悩まず、まずは周囲に相談してみましょう。

michi

私も昔は「相談したら迷惑がかかる」と思いなかなか言い出すことはできませんでした。しかし、相談は早ければ早いほど有効です。後回しにしてもクラエアントにとっても自分にとってもいいことはありません。勇気を出して相談しましょう

もし、相談しずらい(できない)環境であるなら休職・転職を視野に

もし、既にストレスで限界を感じている場合は仕事から離れ休むことを強くおすすめします。

悩める社福士
  • 自分の仕事がたまってしまう
  • 職場に迷惑がかかる

と感じるかもしれませんが関係ありません。仕事は回りますし、あなたの心と身体が最優先です。

自分自身

多くのケースを抱え込んでしまいオーバーワークになった時期がありました。

上司などに相談しましたが具体的な解決策はなく苦しむ毎日でした。

限界にきた私はその時休職することを選びました

休職前は職場に迷惑をかけてしまうこと、逃げ出すことの自己嫌悪でひどく落ち込みました。それでも仕事から離れることで徐々に落ち着くことができました。今では休職して正解だったと思います。

多分、私と同じように考えてしまい、なかなか苦しい現状を抜け出せない方も多いのではないでしょうか。

  • 「誰かに相談すること」
  • 「心がSOSを出していたら仕事から距離を置いてみる」

ことは大切です。
ゆっくり休み、今後自分がどうしたいかじっくり考えてみましょう。

michi

今の時代職場は数多くあります。この職場ではやっていけなそうと判断したなら転職という手段もあります。自分の休息と将来についてゆっくり考える時間をつくりましょう。

まとめ

今回は社会福祉士の精神疾患(鬱など)について実体験を交えまとめました。

福祉はよく「やりがい、やりがい」とよくいわれますが、綺麗ごとだけではない部分も存在します。誰かの困っていることや悩みを解決することは簡単ではありません。

よりよい社会福祉士(ソーシャルワーカー)になるためにも自分の中にいるもう一人の自分の悩みに耳を傾けてあげてください

まとめ
  • 精神障害の請求件数の多い業種で社会福祉士が関わる分野は1位。毎年増加傾向にある。
  • 社会福祉士ならではの悩みがいくつもあり、ストレスが蓄積されてしまう。自分なりの発散方法が必要。
  • 「困ったことは誰かに相談すること」と「心がSOSを出していたら仕事から距離を置いてみる」ことが大切。

以上です。ではまた。

社会福祉士の仕事が辛い、辞めたい時の対処法【ピンチこそ資格を活かそう】

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