
この記事を読んでいただける方は少なからず福祉の仕事に興味があったり、既に現場の最前線で働いている方が殆どだと思います。
この記事を通して「福祉ってこんな仕事がるんだな」とイメージしてほしいです。
「同じ福祉でもこういう働き方してる人もいるのか」と知ってもらえる機会にしてください。
今の職場が全てではありません。
福祉の中でも多様な働き方があり、興味の沸くものや、自分に合った働き方が見つかるかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事の筆者について

この記事は3分程で読めるようまとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
【こんな方へ】

- 福祉の仕事ってどんな種類があるの
- 福祉の仕事内容を知りたい
- 自分が向いている福祉の仕事ってなんだろう
【結論】福祉を3種を紹介。主な職場・向いている方をもそれぞれ紹介
- 『介護関係』
- 生活上困っている人の手助けをするエキスパート!利用者と近い距離で関わることができる
- 『相談関係』
- 福祉の相談に特化した仕事。福祉の相談、調整、援助のプロとして問題を解決に導く
- 『行政関係』
- 主に「公務員」として行政に携わる。業務は多岐に渡り活躍の場が多く存在する

「福祉のこと全然分かんないよ(汗)」という方にもおすすめの記事です
詳しく見ていきましょう
①『介護関係』生活上困っている人の手助けをするエキスパート!利用者と近い距離で関わることができる

- 高齢者関連の施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設・デイサービスなど)
- 障害者関連の施設(障害者支援施設・グループホームなど)など
- 困っている人を直接手助けしたい
- 介護の関する知識を深め、実践したい
- 体を動かすのが好き(得意)
どんな仕事内容?

福祉と言えば最初に思い浮かべる種類のひとつだと思います。
生活上困っている人の手助けをする仕事で、生活支援員と呼んだりします。
仕事内容は様々
- 食事介助(口に食事を運ぶ、安全に食べられるように見守る)
- 入浴介助(全身を洗う、また洗えない部分を補助する)
- 排泄介助(トイレまでの誘導・ふき取りの補助)
- 調理
- 掃除
- 洗濯
- 買い物 など
日常生活で困っている人に対して「その人らしい暮らし」ができるように直接的・間接的な支援をおこないます。
またその家族の方とのやり取りが必要となる場面も多く、コミュニケーション力が必要なケースも多々あります。
そしてけっこう体を動かす仕事でもあり、肉体労働です。
仕事がある日は一日一万歩は超えていました。現場では腰痛持ちの職員が多くある意味職業病といっていいと思います。
関連する資格として介護福祉士が挙げられます。介護の仕事で専門的な知識や資格を手に入れたい方にはおすすめの資格です

②『相談関係』福祉の相談に特化した仕事。福祉の相談、調整、援助のプロとして問題を解決に導く

- 高齢者関連の施設・障害者(児)関連の施設
- 地域包括支援センター
- 社会福祉協議会
- 医療機関(病院)など
- 人の話を聞くのが好き
- 家族や友人から相談を受けることが多い
- 人の困りごとを解決するのって嫌いじゃない
どんな仕事内容?

困っている人の相談にのる仕事です。生活相談員やソーシャルワーカーって呼ばれます。
説明した通り、仕事内容は相談を受け解決に導くことですが、相談内容はどこに勤めるかによって異なります。
高齢者施設なら高齢者に関する相談、障害者施設なら障害者に関連する相談にのります。
関連する資格として社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネージャーが挙げられます。

③『行政関係』主に「公務員」として行政に携わる。業務は多岐に渡り活躍の場が多く存在する

- 地方公務員(都道府県・市町村)
- 教育委員会(スクールソーシャルワーカー)
- 児童相談所 など
- 相談援助の仕事はしたいけど、「〇〇の相談じゃなきゃいやだ!」などの拘りはない。
- どうせなら少しでも給料高めの仕事がいい
どんな仕事内容?

最後は行政関係を紹介します。福祉を行政って実は相性がいいです。どの仕事に就いても何らかのかたちで市町村などの公的機関と関わる機会があります。
一番分かりやすいのが公務員です。
公務員福祉職の中でも
- 高齢に関わる課
- 児童に関わる課
- 障害者に関わる課
- 生活保護に関わる課 など
公務員の福祉関係の課でも多くの種類があります。
自分でどの課の配属になる課はその自治体の考え方や状況に決まってきます。
所属先の希望は出すことができますが、必ずその課に配属になるとは限りません。ある程度覚悟が必要になってきます。

まとめ

今回は初心者の方に向け、福祉の仕事を大きく3つの種類に分け紹介しました。詳しい説明は省略しているのでもしかしたら物足りないかもしれません。
この記事で福祉の種類について大枠のイメージを掴んでもらえたら嬉しいです。
どこで働きたいかより、何をして働きたいかを考えるきっかけしてはどうでしょうか。
最後にまとめを
- 福祉の仕事は大きく介護関係・相談関係・行政関係の3つに分かれる
- 『介護関係』生活上困っている人の手助けをするエキスパート!利用者と近い距離で関わることができる
- 『相談関係』福祉の相談に特化した仕事。福祉の相談、調整、援助のプロとして問題を解決に導く
- 『行政関係』主に「公務員」として行政に携わる。業務は多岐に渡り活躍の場が多く存在する
- それぞれで働き方フィールドが違ってくる。自分が何に向いているか(好きか)探すことが大切
以上です。ではまた。
新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。
その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され今日に至ります。後に精神保健福祉士の資格も取得しています。
実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。