
福祉職を目指しいくつかの自治体の採用試験を受けました。その中では面接までコマを進めたところもいくつかあり、質問のパターンがあることに気づきました。
今記事では、実際にあった福祉職公務員の面接質問を3つ紹介します。
現在福祉職公務員を目指しており、面接について少しでもイメージしておきたい方、参考にしていただければ。
この記事の筆者について

《結論》3つの質問+ユニークな質問2つ紹介
- 【志望動機】なぜ数ある福祉の仕事の中でもウチの自治体(公務員)を選んだんですか?
- 【戦力確認】これまでのあなたの経験をどう公務員という仕事に活かせますか?
- 【異動確認】将来部署異動をお願いすることがありますが可能ですか?
- あなたはこの面接中、何を考えながら受け答えしていますか?
- 最近のニュースで興味を持っている事柄をおしえてください
福祉職公務員の面接質問内容を紹介《実体験》

①志望動機

いわずもがな。聞かれなかったことはありません。
ポイントなのが『なぜウチの自治体を選び受験したのか』ということです。公務員といっても無数にあります。その中でもウチの自治体を選んだ理由を挙げられるようにしておきましょう。
- ◯◯市は障がい分野の△△に力を入れており、他のところに比べ魅力に感じました。
- ◯◯町は、他にはあまり見ない□□という補助金を出しており、町民に寄り添った政策を進めていると感じました。

②戦力確認

こちらも頻出でした。中途で採用される場合、切っても切り離せない質問です。
新卒と違い、中途採用される場合の多くが即戦力になるかならないかと見極めようとします。また。昨今の自治体は万年人手不足傾向。
特に福祉職関係の部署は限られた人員で業務をこなしているのでヒーヒー言っているところも少なくありません。いかに自分が使える人間かアピールしましょう!
- 児童福祉施設に◯年勤める中で、児童はもちろん家族と向き合い困りごとを解決することに尽力してきました。特に印象に残ったエピソードは……
- 社会福祉士の資格勉強する中で福祉のついての知識を得ることができ、いかに現場に活かすか常に考えながら仕事をしていきました。実際に私の案で採用されたのが……

③異動確認

大きい自治体ほど、よく質問された内容です。一部を除き基本的に地方公務員は定期的な部署異動が発生します。それは福祉職であっても例外ではないようでした。
福祉と全く関係ない部署に飛ばされることはないと思いますが、一口に福祉関係といっても
- 障がい福祉
- 児童福祉
- 高齢者福祉
と、さまざまです。
面接官はあなたが定期的な異動に抵抗がないか確認したいようでした。
- 私は障がい分野で働いてきました。しかし他の部署に配属になってもこれまでの経験を活かし貢献できるよう尽力する覚悟です

番外編(ユニークな質問)

神奈川の某市で最後に受けた質問でした。びっくりして数秒フリーズしたことを覚えています。
素直に答えるなら「面接を通ることを全力が考えてます!」ですが、チキンは私はそうは言えず…瞬時の受け答え力が求められました。


番外編としながらも、こちらも頻出でした。絶対にネタを考えておいた方がいいです。
ポイントは福祉関係のニュースに的を絞っておくこと。自分の仕事や公務員に関係のある事柄だとなおベストです。

まとめ
実際にあった福祉職公務員の面接質問を紹介しました。今回紹介した内容は、どれも実体験をもとにしています。
面接はこれまでの経験がモノをいいます。後はそれを面接者にうまく表現するだけです。
自分のこれまでの経験と人柄を伝えることができれば、採用に大きく近づくはずです。
ついつい忘れがちになってしまいますが、相手は対等な人間です。緊張しすぎず本番に望みましょう。

新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。
その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され、後に精神保健福祉士の資格も取得しています。
現在はWEBライターをしています。
実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。