《実体験》福祉職公務員に向いている人・向いていない人とは《後悔しないために》

悩める社福士
福祉職公務員に向いている人・向いてない人ってあるの?

行政のさまざまな立場から福祉業務に従事する福祉職公務員

福祉業界と比べると、給料や福利厚生面で優れており、魅力的に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、福祉職公務員に向いている人向いていない人実体験をもとに分かりやすく紹介します。

これから福祉職公務員を目指すか悩まれている方、参考にしてください。

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この記事の筆者について

michi

新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。

その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され、後に精神保健福祉士の資格も取得しています。

現在はWEBライターをしています。

実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。

この記事は3分程で読めるようまとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

《結論》福祉職公務員はやりがいを感じながら職場環境に対応できるかがポイント

結論!
  •  福祉職公務員が向いている人
    1. 「福祉職公務員」のやりがいに共感できる人 
    2. 公務員試験対策に挑める環境がある人
  • 福祉職公務員が向いていない人
    1. 年功序列な環境が苦手な人
    2. 行政の限界を理解できる人
  • 公務員が安泰という時代は終わりつつある。30〜40年先まで考えてみよう

福祉職公務員に『向いている人』

①「福祉職公務員」のやりがいに共感できる人

別記事になりますが、福祉職公務員には「やりがい」と感じる部分があり、紹介させていただいています。私の主観の部分が強いですが、共感できる方は向いているといえます。

やりがいについては実体験を混じえ別記事で紹介しているので詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

《実体験》「福祉職」公務員がやりがいを感じる3つの瞬間《自分との相性がカギ》

michi
やりがいを見つけられるかはどの仕事でも大切ですよね。別記事で福祉職公務員のやりがいを解説しています。

②公務員試験対策に挑める環境がある人

向いている人とは少し違いますが、こちらも紹介させてください。

公務員試験は一筋縄ではいかず、すぐに転職できるというわけではありません。多くの場合、公務員になるには公務員試験を突破しなければなりません。

試験方法は地方自治体によって差がありますが

  • 適応検査
  • 筆記試験
  • 面接

などは避けては通れない場合がほとんどです。

資格対策は、仕事をしながらおこなうことも可能ですが、それ相応の時間の確保が必要になります。

つまり、仕事終わりや休日などに学習を続ける環境が必要になるのです。

また、資金面も考えなければいけません。

公務員試験の場合は、学習のための参考書や予備校など一定の出費が発生します。

金額は一人ひとり変わってきますが「まったく出費がいらない」ということは、厳しいといえるでしょう。

参考までに、私の場合は参考書・通信の予備校などで合計30万円ほどの出費がありました。

michi
なかには独学のみで公務員試験に合格した方もいるようです。自分の状況に合わせて検討してみましょう。

福祉職公務員に向いていない人

①年功序列な環境が苦手な人

このブログでも何度か紹介していますが、多くの公務員の職場はいわゆる昔の日本の風土が残っており、年功序列的な環境のところが多いです。

全ての職場に当てはまるわけではないですが、ある程度覚悟して福祉職公務員を目指す必要があるといえます。

悩める社福士
  • 年功序列の職場は苦手だな
  • 能力より年齢が評価されるのに抵抗がある

という方は、福祉職公務員は向いていない可能性があります。

というのも、私自身年功序列の空気感は強く感じました

ある程度のところまでは、年齢で出世することができるので、いろいろな上司が職場にはいます。

この”いろいろ”というのは、いい意味でも悪い意味でもいろいろな人がいる、と捉えてもらって差し支えありません。

michi
職場環境に大きく左右される部分なので一概にはいえませんが、ある程度の覚悟を持っておくことをおすすめします。

②行政の限界を理解できる人

公務員という仕事はある程度割り切る意思も必要になります。 少し冷たい言い方になってしまいますが、1人の人間に固執しすぎると時間がいくらあっても足りません。

また、できることとできないことにも限界があります。

「公務員だからなんでもやってくれる」と思い込んでくる人にも、できる範囲を理解してもらい、可能でない範囲のサービスはその旨を伝え理解してもらう必要があります。

「解決してあげたい」と感じる部分もありますが、割り切って仕事がでない方は向いていない可能性があります。

michi
行政はできる範囲がハッキリ決まっています。ときには十分な解決が望めずジレンマを感じる場面があります。

30、40年先も働けるか考えて将来を決めよう

公務員を目指す上うえで「公務員は定年まで安泰」という考えも一度考え直したほうがいいかもしれません。

大きい規模の市町村でしたら問題ないかもしれませんが、自分が務めを終える定年するまでの30〜40年間、市町村が残っている保証はなくなってきている時代に突入しています。

仕事が無くなる、まではいかなくても人口減少が続き給料カットなど思うような収入を得られない可能性も年々高くなってきています。

試験を受けるところの財政状況はどうかなど、将来の動向まで考慮して決定することが望ましいといえます。

《まとめ》自分が福祉職公務員に向いているか、両方を比較し検討しよう

福祉職公務員に向いている人・向いていない人を実体験をもとに紹介しました。

向いている・向いていないは、業務的というよりは今回紹介したような精神・メンタル面での意味が強いです。

さらに、近年は経費削減から人手が制限されているところが多く、その分1人の業務負担も増してきています。

「私って福祉職公務員に向いているかな?」と自分に置き換えながら、今記事をきっかけに一度考えてみることをおすすめします。

まとめ
  • 福祉職公務員が向いている人
    1. 「福祉職公務員」のやりがいに共感できる人 《こちらから
    2. 公務員試験対策に挑める環境がある人
  • 福祉職公務員が向いていない人
    1. 年功序列な環境が苦手な人
    2. 完璧主義の考えが強い人
  • 公務員が安泰という時代は終わりつつある。30〜40年先まで考えてみよう
ご意見ご感想があればコメントまたはお問い合わせください。

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