

- 公務員の面接を控えている…事前に実体験を知りたい
- 公務員の面接試験の雰囲気が知りたい。圧迫面接はまだあるの?
公務員試験の面接にスポットを当て紹介します。
面接自体、苦手意識を持っている人も多いと思います。初対面の人に自分のことを冷静に話すのって簡単なことではありません。
でも大丈夫!
メンタル激弱な私でも最終的には面接が通り、公務員として勤めることができました。
この記事は私が実際に体験した面接時の様子を紹介します。少しでもイメージを掴んでくれたらうれしいです。
この記事の筆者について

新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。
その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され、後に精神保健福祉士の資格も取得しています。
現在はWEBライターをしています。
実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。
《結論》質問内容は比較的テンプレ化している。事前準備を万全にして挑もう
- 鉄板の質問は決まっている。福祉職として働くうえのメリット絡めながら答えよう
- 公務員面接は自治体によって千差万別。圧迫面接もあればフレンドリーな場合もある
- 面接でも立場は対等。端的に大きな声で自分の意見を伝えることが大切
福祉職公務員の面接質問内容3つを紹介《実体験》

多くの面接試験を受ける中で、はやり鉄板の質問がありました。3つ紹介します。
①志望動機

いわずもがな。聞かれなかったことはありません。
重要なのは数ある自治体の中で「なぜうちを選んだのか」を表現することです。

②成功・失敗経験

経験者枠での公務員試験です。当然、これまでの経験を聞かれます。
重要に感じたのは「成功体験は手短に、失敗体験はその後どう対処したのかまで伝える」です。
成功体験は絶好のアピールポイント+こっちも喋りやすいので長い時間しゃべってしまいがちです。ダラダラしていると印象が悪くなるので端的にまとめましょう。
どっちかっていうと失敗談の方が大切。
そこから何を学び、どうしたのかを上手に伝えることができた時は面接官の反応が良かったです。

③採用されたらあなたに何ができるか

こんなストレートに聞かれることはありませんが、似たような質問も多くありありました。
「こっちは公務員になったことがないので何の役に立てるかなんて分からない…」
って心の中では言っていました。※実際はこんな風に言って採用された方もいたそうです。すごい勇気。
私は実際に口に出すことはできないので、前職と関係のある課に配属されればこれまでの知識を活かし役に立てる旨を伝えました。

(例外)不意な質問
想定していなかった質問もありました。印象に残っているものをいくつか紹介します。
- 「夕刻、あなたが下山している最中、山を登ろうをしている他人がいました。あなたはどうしますか」
- 「私(面接官)は今何を考えていると思いますか」
- 「土日休めないときもありますが平気ですか」
など、ユニークやブラック宣言的な質問も多かったです。

つづいて、公務員面接の雰囲気について紹介します。
公務員面接は自治体によって千差万別。圧迫面接もあればフレンドリーな場合も


私はこれまで公務員に勤め始めるまで10か所ほどの自治体の試験を受けました。面接は自治体によって内容はさまざまでした。
その中でも、とくに印象に残ったエピソードを紹介します。
エピソード① 圧迫面接
試験を受ける前、ネット検索すると高圧的な面接をするところがいまだにあると情報がありました。
私はほとんど信じませんでしたが・・・ありました。
その中でも真ん中の方は目を合わせようとせず、不機嫌そうな感じでした。

と私が伝えると

私はその年の4月から今の仕事を辞めて公務員に向け動き出すつもりでおり、それぐらい本気ってことを伝えたつもりでしたが
などなど。
今は冷静に記事にすることができますが、
- 面接直後は予期せぬ高圧的な態度
- うまく切り返せなかったショック
で頭がグチャグチャになったのを覚えています。

エピソード②フレンドリーな面接

圧迫面接とは反対にフレンドリーな対応で、できるだけ私の考えを聞こうとしてもらえる自治体もありました。
前回の試験結果も濁しながらも「前回の結果けっこうよかったよ」と教えてもらい緊張を解いてくれてるんだなと感じました。
この自治体は最終面接まで進みましたが、最終的には落ちました。
しかし、自分の言いたいことが言え、そのうえでの結果なので反省点をうまく次に繋げることができました。

決め打ちで準備するのではなく、どんな場合でも動揺しないよう心の準備をしておく必要があります。
面接でも立場は対等。端的に大きな声で自分の意見を伝えることが大切


以上は、複数の面接を通して実感したことです。
圧迫面接もあったし緊張を解いてくれる面接もありました。
受け取り方はけっきょくのところ面接官(人間)です。 人によって受け取り方は変わってきますので、ダメだったとき深く考えすぎるとドツボにはまります。 実際私がそうでした。
面接の直前…緊張はピーク…
そんな時私は
このことのみ考え、最終的に採用に至りました。
《まとめ》面接はこれまでの経験がモノをいう。後はそれを面接者にうまく表現するだけ

実際にあった福祉職公務員の面接質問を紹介しました。
今回紹介した内容は、どれも実体験をもとにしています。
記事でも紹介したように、圧迫面接もあればフレンドリーな面接もありましたが、どの場合でおいても冷静に対処し、自分らしさをアピールみてみてください。
自分のこれまでの経験と人柄を伝えることができれば、採用に大きく近づくはずです。
- 鉄板の質問は決まっている。福祉職として働くうえのメリット絡めながら答えよう
- 公務員面接は自治体によって千差万別。圧迫面接もあればフレンドリーな場合もある
- 面接でも立場は対等。端的に大きな声で自分の意見を伝えることが大切
みなさんの参考になれば幸いです。